物置小屋墨付け 込栓
刻み加工もほとんど終わりました。
込栓作り 数が多いと手が痛くなる。
丸型の栓なら既製品があるのですが、角栓はあるのかなあ
今回は数が少ないので手が痛くなる前に終了
物置小屋墨付け 刻み
母屋の継手です。今回は台持ち継
これには理由が
母屋の継手といえば束芯から少しずらして鎌継ですが、持ち出した分オス側が上下で裂けたりします。かけやで叩くと!
なので束上で継ぎます 束上の継手はよくないらしのですが、継手をずらすと弱いんです、建て方の時何回か裂けたことがあります
今回はこれがいいと思います。
物置小屋墨付け 刻み
金輪や追っ掛大栓継加工にこれ
大工道具販売 (有)利兼さんオリジナル入隅カッター
本来なら床等の彫り込みに使うのですがここに使います。
バッチリです。あとは4分突きノミでさらいます。
物置小屋墨付け 刻み
墨付けから加工に入りました。
柱との取り合い部分 ほぞ差し込栓止め エリ輪
なるべく柱を傷めたくないのでこの形
ホゾ形状を写しとり、この木棒を柱に書き移します。これで間違いません。
物置小屋墨付けその2
墨付け治具です。
込栓用・金輪、追掛け大栓用など色々あります。
全ては間違い防止と時間短縮のためです。
柱・小屋束のホゾ形状と胴付き位置など全て書き込んであります。
物置小屋は数が少ないのですが、住宅となると多いので間違い防止のため全て書きます
頭の中に把握して書かない人もいますが、自分は無理なので書きます。